普通の薬局でも調剤します
【たのまな】ヒューマンアカデミーの通信講座で医療事務を目指す方へのコラム第ニ回です。
病院があって、指定の調剤薬局があると
必ずそこで薬をもらうようなイメージがあります。
しかし、本来であれば
処方箋さえあれば、どの薬局で薬をもらってもかまいません。
特に、病院のまん前の
あるいは、病院の隣のビルの
あるいは、病院の三軒先の建物の
薬局でなければならない理由はありません。
でも、やっぱり病院に行った後に薬をもらうのは、
病院に指定された(実際は指定をしていないのですが)
薬局でお薬をもらうのが普通です。
このような薬局を「門前」という言い方をします。
病院の門の前にある場合も多いので文字通りでもあるのですが、
実際の意味合いは、「門前町」の「門前」ですよね。
その病院が栄えているのでそこに人が集まって商売をする。
大きな施設ができると自然と人が集まり商売が始まる。
これが門前町です。
最近では、コンビニで買える薬もあります。
ネット通販での薬の販売が、社会問題にもなっています。
薬局の要(かなめ)は、薬剤師です。
ドラッグストアなどでは、
「現在薬剤師が不在の為、これらの薬の販売はできません」
と、言われることがあります。
ロキソニンやガスター10などがその代表です。
とってもよく効くのだけど、用法に注意が必要な
強い薬というようなものですね。
それはともかく、
調剤薬局で事務の仕事をするのが
調剤薬局事務です。
事務の仕事に、薬剤師の資格はいりません。
実は、事務の仕事に調剤薬局事務の資格はいりません。
さらにいえば、
医療事務をするにあたって、
医療事務の資格はいりません。
ただ、「いりません」と言うと語弊が合って
「必ずしも必要ではない」ということです。
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