売り手市場か、買い手市場か、そこが問題
【たのまな】ヒューマンアカデミーの通信講座で医療事務を目指す方へのコラム第六回です。
医療事務の世界は売り手市場なのでしょうか?
つまり求人倍率が高いかどうかということです。
ところで、求人倍率というのはそもそもなんなのでしょうか?
仕事を探している人が1人あたり何件の求人があるのかをいいます。
つまり、求人倍率が高いということは
仕事がたくさんあるという意味です。
逆に、求人倍率が低いと仕事が少ないということですね。
求人倍率が高いと人手不足。就職がしやすい。
求人倍率が低いと仕事が不足。就職がしにくい。
そういうことなのです。
ここで大きな混乱の原因は、
この定義を勘違いして逆だと信じ込んでいる人が多いのです。
どこに多いかというと、ネットの世界に、
特に口コミの世界に多いですよ。
「求人倍率はとっても高いです。仕事が簡単に見つかりません。」
これはおかしいですね。
もちろんなかには正しい意味で使っている人もいます。
(当サイトがそうです)
おそらく多くの人は、
医療事務は競争率が激しいと言いたいみたいです。
ただ、気になるのは誰も数字を出してくれていないことです。
何人にひとりしか採用されないので、
就職が難しいのか、さっぱりわかりません。
「経験者優遇の傾向がある」
とか
「前の人がやめない」
とか
そのような、雰囲気の説明は多いのですが。
それに倣って言うならば
・医療の業界は人手不足です
・一般事務職は、ライバルが多く就職が難しいです。
この二つを合わせ持った医療事務は、はっきり言って、
求人倍率が高いのか低いのかよくわかりません。
いずれにしろ、
「求人倍率が高い」と書いていて
「就職が難しい」と書いていたら
求人倍率のことをよくわかっていない
そう思って間違いないでしょう。
それはともかくとして
じゃあ、どうするの?
と、いうことですよね!
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